筋肉痛マダー

8日。
口頭試問。
院試の面接を私服で行って、
面接控室で驚愕の視線を集めた人間*1に、
「口頭試問って私服?」って質問は無意味です。
フルボッコにされると思ってたんだけど、
批判されるだろうなーってところは案の定批判されて、
ちょっと自信あるよ!ってとこは好評だったりして、
なんだかなんだか。
作業量に驚かれたけど、いや、何ていうか、これは、
私に出来る精一杯の、「実証的」な研究への背伸びなのです。
無事に修士号をいただくことが出来そう。
これで4月から本当に社会人になる。
アカデミックの世界から離れることになるけど、
私がこの世界で持ち続けていたモチベーションは、
4月から入る会社でも持ち続けることが出来るのだ、不思議なことに。


9日
ふーふっふふふ。
去年、就活で行ってなかったから、
一昨年以来のスキー。
苗場!!
いつもスキーというのは深夜にバスに乗って、
うんたらかんたらみたいな強行軍ツアーなのだけど、
今回は、行きも帰りも新幹線で、
ホテルもまぁそこそこ高いとこにするという*2感じで、
まったり旅行。


同行者が道中、耳栓&アイマスクで睡眠という完全シャットアウト*3だったので、
読書してて電車酔いしつつも、MAXたにがわで華麗に到着。
昼から滑り始める。
運動能力というか適応能力が低すぎて、
最初の数十メートルはボーゲンさえへっぴり腰 笑
どうやって滑るんだっけって思った。
その後の数十メートルでようやく、
元々のレベルであるシュテムターンに戻る。
体重の掛かり方はシュテムなんだけど、
内スキーをかなり浮かせて力ずくで揃えるという乱暴な滑り方をしていて、
もはや何だか分からないというのが一昨年までの私の状態。
あと、スピードが出るのがとにかく怖い。


同行者とのレベルが違いすぎて、
ちんたらしている自分に付き合わせるのが申し訳なく、
早速、別行動w
でも、昼食後、スパルタが始まる。
濃霧にびびってるところを発破かけられたり、
「スピード落とさないー!」という声が響き渡ったり、
私が苦手としている非圧雪地帯に連れて行かれたり、
そんなことをやっているうちに、体重移動の要領が分かってきて、
パラレルターン的なものになってくる。
それと共に、いかに自分が今まで、足に負担がかかる滑り方をしてきたかということが分かる笑
いやでも、両足共に同じエッジに体重をかけてターンするというのが、
これまで本当に怖かったんですよ、はい。


宿の食事が総じて美味しかったー!
バイキングだしスイーツ沢山あるし!
あと、新潟来たら、日本酒ですよねw
風呂入ってコーヒー牛乳飲んで足つぼマッサージして、
翌日に備えて、柔軟体操。
で、また外で買ってきた日本酒飲んでペルソナ3やって笑、寝る。


10日
同行者がまだまだ仕事の疲れを引きずって、
熟睡しているため、
1人でゲレンデへ向かい、黙々とパラレルターンの練習。
スクール行こうと思ってたんだけど、
この時間帯だけ休校!


そいえば朝、姿が見当たらないからトイレにでも行ってるのかと思ってたら、
おもむろに部屋の押し入れから出てきたんですよ。
よくよく事情を聞いてみたら、
私を驚かせようとして押し入れに隠れてみたものの、
よく考えてみたら、
(私に)怒られるのが怖くなって、出てこれなくなったとか
社会人3年目の所業ではないだろう 笑
って文字にすると大した騒動じゃないなぁ。
事情を聞いたときには本当に脱力したー。


合流してからは、隣の田代エリアというところへ移動。
田代エリアは人が少なく、林間コースもあって楽しかった!
まったりゆったり滑ってたところで、
ふと気付くと、時計が指している時間は3時5分。
田代エリアと苗場エリアを結ぶゴンドラの最終営業時間が3時30分。
看板には「ここからゴンドラ乗り場まで25分(中級者を目安)」と。
これは、私が今後、中級者と名乗って良いのか試されている!笑
スピード恐怖症にあるまじき速さで滑降。
無事、15分で到着。
昔、吹雪でホワイトアウトした時以来の火事場の馬鹿力です。


11日
恐怖のあまり、涙が出てくるという状況になったのは、
富士急ハイランドでゲゲゲの妖怪屋敷に連れてかれて以来かもしれない笑
アイスバーン
私の荷重のかけ方や勢いの足りなさも大いにあると思うけど、
全く削れない!
スピードもターンもアウトオブコントロール
しかも、道幅せまいスカイラインコース(=すぐ崖)なのに、
人が割といて、死屍累々な有様。
すっかり怖気づいた私はボーゲンでガリガリと降りていく無様な感じ。
で、足にものすごい負担がかかる。
ようやく大斜面まで降りて、幅も広くなったのに、
もう恐怖感が消えなくて、ここでも完全ボーゲンで滑降。
やっぱり足にものすごい負担。
そんな中、コースの真ん中で座ってたボーダーを避けきれず、
ソフトに接触して転倒。
体勢整えるために足を持ち上げようとも、
足が上がんないんですよ。足に何も力が入らない。
あの時、同行者が私を見つけてなかったらと思うとぞっとする。
更に降りて、初級者コースに来ても、
精神的ダメージが回復せず、ボーゲンによる滑降は続き、
林間コースで再び力尽きる。
同行者に連絡しようにも、コース内なのに携帯圏外!
ちょっと休んで、何とか下まで降りたけれど、完全に心が折れる


リハビリと称して、ファミリーコースみたいなぬるいコースへ行こうと思ったけど、
そういうコースの方が、制御できなくて突っ込んでくる初心者がいるという点で怖いので、
中級コースくらいでずーっと滑る。
雪質がいくらかマシだし、人も少ないので良かった。
すっかり元気になって、スピードに対する恐怖感をなくすための練習をひたすらする。
昼くらいから雪がいい感じに降り始めて、
新雪を滑ることが出来て気持ち良かった!


最終的に自分のレベルがどうなったのか良く分からんのです。
ターンするときの体重のかけ方が明らかに変わったのは確かで、
総じて、板もずーっと平行のまま滑っているような気がするのだけど、
板幅30〜40cmくらい離れてるのよね。
私がやっているのは何ターンなんだ。
いよいよスクール行くしかないなー。
あと、非圧雪とかちょっとしたこぶにひよらなくなったのは、
よい点。


帰りもMAXたにがわ
越後湯沢駅に早めについたので、
また日本酒を堪能するw
で、日本酒買ってきたよー!20日飲むよ!

*1:いやでも内部から受験した人は皆私服だったのよ。

*2:本当は苗場プリンスにしようと思ってた

*3:前日まで連日、仕事で午前様