入門書としてはいいんじゃないかな。

言語哲学の入門書としては分かりやすいし、とっつきやすくていいと思うのだが。
緻密に読み込もうとすると、構成が結構ワイルドであることに気づく。論理展開の順番が時々おかしい。
効率の悪い論理展開をしている箇所がしばしば。
あと言葉の使い方がところどころ雑な気がする。

著者は本来は、緻密な議論が得意らしい。