明日は「七瀬ふたたび」、そして来年・・・!?

家族八景
「七瀬ふたたび」
「エディプスの恋人」
スリーヒントクイズみたいですが、
筒井康隆の七瀬三部作です。
たぶん、「家族八景」が筒井作品の中で、最初に読んだ本だと思う。
それ以来、この三部作がとても好き。
家族八景」が一番好きです。じわじわくるものがある。
後の二作はどちらかというとストレートにくる系。
このシリーズは何度かテレビドラマ化されているけど、
実際に見たのは「木曜の怪談」内でやったのだけ。
それもあまり覚えてない。何かの役で、筒井康隆本人が出てきたのは覚えてる。


そして、明日、NHKのドラマ8枠で「七瀬ふたたび」始まります!!
わーい!!!
ちなみにWikipedia由来の情報だけど、
この「七瀬ふたたび」が終わった後、1月より、同じ枠で「Q.E.D.〜証明終了〜」やるらしい。
これにはとても驚いた。本当にびっくりした。
キャストがちょっと怖いけど、これも見るしかないだろう。
原作は同名のコミックで、ジャンルとしては推理ものになる。
この漫画を買い始めた経緯は、書店で題名見ただけでの即買い。
当時、「EQ(エラリークイーンズ・ミステリマガジン」を読み、
また、エラリークイーン作品も少なからず楽しんでいたので、
Q.E.D.」なんてタイトルの推理コミックを見たときは、
「なんて、いい度胸なんだ」と息巻いたものだけど(笑)*1
この作品は、その名に恥じぬ、本格的な推理コミックだと思う。
コナンや金田一も好きなのだけど、それとは一線を画した、
ロジカルであることを重んじ、いわゆる「本格」を踏襲している、この作品は特別。


話は戻るけど、NHKの推理関連の番組は割と好きだ。
北村薫原作の「お嬢様は名探偵」も良かった。
あと、「誰もいない部屋」ってタイトルの推理バラエティもよかった。
部屋から、持ち主の職業を当てるって内容の番組なんだけど。

*1:一応、補足をすると、クイーンの作中では、エラリーが事件解決の際に「Q.E.D.」と言うんです。あとは、クイーン犯罪実験室の略とかね。